【自計化の味方】STREAMED(ストリームド)で紙の資料をデータ化しよう!
目次
これからの経理業務には「ペーパーレス化」が不可欠です!
昨今の社会情勢を契機として、デスクワークにおいては出社をせず自宅のパソコンから作業をする「テレワーク」という働き方を推進する企業が増えてきました。
しかし、経理部門においては「請求書や領収書、その他経理に必要な資料が紙で渡される」といった紙の資料の受け渡しなどの処理のために毎日出社・・・という状況の企業があるのもまた事実です。
このような場合に考えていきたいのが、経理資料の「ペーパーレス化」というものになります。
ペーパーレス化とは、紙を使用せず電子データで情報を利用・管理していくことを指します。経理業務の場合、請求書や領収書・レシートを預かったときにスキャニングをしてデータ化をするといった行為が該当します。
ペーパーレス化は全社員一丸となって取り組むべきものであるため導入には慎重な検討が必要にはなりますが、テレワーク化の推進だけでなく、経費削減や業務効率化につながるといったメリットもありますので、少しずつでも導入を進めていきたいものです。
以前、ペーパーレス化についての記事を作成しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。
⇒ペーパーレス化についての記事はコチラ!
今回は、ペーパーレス化の手助けをしてくれるシステムを1つご紹介します。
主に会計事務所向けと思われがちですが、一般企業でも導入・使用することができますので、自社で記帳をされている経営者様に特にオススメできるものになります。
※ただし利用には料金が発生し(無料体験も可能です)、別途スキャナーの用意が推奨されますのでご了承ください。
「STREAMED(ストリームド)」とは?
今回ご紹介するツールは、株式会社クラビスが提供している「STREAMED(ストリームド)」です。
⇒STREAMED公式HP
ここでは、STREAMEDの概要と導入するメリットを説明していきます。
STREAMEDの概要
STREAMEDは、領収書・レシートや通帳などの証憑画像をスキャンするだけで、1営業日以内に仕訳データ化して納品する「紙証憑の自動記帳サービス」です。(公式HPより引用)
つまり、スキャニングした紙の資料をSTREAMEDにアップロードすることで、AI-OCRと人の目により1営業日以内に精度の高い仕訳データを作成・納品してくれるというシステムです。
※1営業日以内に納品:前営業日の19時までにアップロードされたデータが対象となります。
また、作成された仕訳データは、CSVファイルでダウンロードでき、会計ソフトに取り込むことが可能です。
STREAMEDを導入するメリット
概要でお伝えしたことを踏まえると、メリットは大きく2つ挙げられます。
メリット1:記帳業務の負担が軽減される
1つ目は、記帳業務に関するメリットです。
経理部門としては、とにかく記帳にかかる時間は短くしたいですよね。
前述のとおり、STREAMEDはスキャニングされた紙の領収書やレシートなどを前営業日の19時までにアップロードすることで、1営業日以内にデータ化されて納品されます。
決算期や確定申告の時期で急ぐ場合であっても、安心して利用できます。
また、入力が早くても、入力された内容がメチャクチャでは記帳の意味がありません。
ですが、STREAMEDはアップロードされた資料をAI-OCR(画像データから文字を認識してデータ化する技術)とオペレーター(人の目)による人力補正で読み取るため、99.9%という高い精度でのデータ化が実現できると謳っています。
さらに、納品されたデータは現在20社以上の会計ソフトへの取り込みに対応しているのも強みです。
メリット2:電子帳簿保存法に対応している
電子帳簿保存法において、電磁的記録の保存には
①紙の領収書や請求書などをスキャン等を行い画像データで保存するスキャナ保存
②会計ソフトで作成した仕訳帳や元帳を出力せずにデータのまま保存する電子帳簿等保存
③メールやネット上からダウンロードした領収書、請求書などを電子データのまま保存する電子取引
という3種類の区分が存在します。
そのうち、STREAMEDでは①、③の要件を満たすための仕様をリリースしました(②は会計ソフトが対応する範疇であるため)。
⇒詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
何かと心配のある電子帳簿保存法にもしっかりと対応していて、安心ですよね。
STREAMEDを活用して自計化をラクに!
ここまで、STREAMEDの概要と導入するメリットについて説明してきました。
記帳業務の時間を短縮し、効率よく業務を進めていくのには良いシステムであるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
今まで、紙の資料をスキャナ保存することを考えもしなかったということもあると思います。本記事が自社の経理状況を見つめ直すきっかけになればと思います。
L&Bバックオフィスサポートでは、クラウド会計ソフトの導入に関するご相談や導入支援を承っておりますので、「今後は自社での記帳を考えている」といったご相談のほか、気になる点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
まずはお気軽にお問合せください!
今回は、STREAMEDについてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
「自分で会計ソフトを使用しているが、紙の資料の手入力が面倒だ」という方は、この記事を参考にSTREAMEDの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
また、STREAMEDを提供している株式会社クラビスは2017年11月に株式会社マネーフォワードのグループに参画しており、MFクラウド会計とSTREAMEDとの親和性は特に抜群です。
MFクラウド会計の導入については以前に記事を作成しておりますので、そちらもぜひご確認ください。
⇒MFクラウド会計の導入記事についてはコチラ!
このコラムを執筆した弊社の専門家は、現在無料で個別相談を受け付けております。
ご興味がある方は下記フォームより、
お名前・メールアドレス・相談内容をご記入のうえ、問い合わせ内容を送信してください。
まずはお気軽にご相談ください!