【使わないともったいない！】法人カード利用のメリット
目次
法人カードとは？
法人カードとは、法人の銀行口座と紐づいたクレジットカードのことを指します。
「株式会社」「有限会社」「合同会社」などの会社をはじめ、個人経営者やフリーランスなどの個人事業主の方でも、法人カードを作ることができます。
現金だけでなく、クレジットカードを持っておけば、いざという時にとても便利です。
個人用のクレジットカードではなく、「法人カード」を持つことに大きなメリットがあるため、今回はそのメリットについて詳しく紹介していきます。
法人カード利用のメリット
法人カードを持つことのメリットは６つあります。
①経費精算が楽になる
法人カードを利用すると、経費精算が簡単になります。
例えば、出張経費・接待費の支払いを現金で支払う場合は、従業員による立替や仮払いが必要になります。
しかし、法人カードで支払いを統一すれば、立替や仮払いの手間を省くことができます。
②会計入力の効率がアップ
会計ソフトの中には、クレジットカードと連携できるものもあります。
経費の支払いを法人カードで統一すれば、会計ソフトに自動的に取引が取り込まれます。
明細書を確認しながら入力する手間がなくなるだけでなく、入力漏れを防ぐことができるため、会計入力を効率かつ正確に行うことができます。
利用している会計ソフトがクレジットカードと連携できない場合でも、法人カードを利用することで会計入力の効率を高める方法があります。
それはWEB明細書をCSV形式でダウンロードし会計ソフトに取り込む方法です。
これにより、現金で支払いそのレシートを見ながら入力するよりも、格段に正確性と効率を高めることができます。
③年会費を経費計上できる
個人のクレジットカードの年会費は経費計上ができませんが、法人向けクレジットカードの年会費は経費計上をすることができます。
④経費削減になる
法人カードを上手く活用することで経費削減に繋がります。
オフィス用品や公共料金などの引き落としを法人カードで統一すれば、その分の手数料を削減することができます。
⑤ポイントやマイルの活用
クレジットカードを利用すると、利用額に応じてポイントやマイルが貯まります。
貯まったポイントは商品券と交換したり、ネットショップの割引として利用したりすることができます。マイルは航空券と交換が可能になります。
これらは、経営者の裁量で利用することができます。
⑥資金繰りに活用できる
急に資金が必要になった際に、法人カードで支払いをすれば、お金の引き落としを１～２ヶ月程度後ろにずらすことができます。
融資やファクタリングなどの方法もありますが、クレジットカードも一つの手段として考えて良いでしょう。
法人カードのメリットを最大化するためには？
法人カードのメリットを最大化するためには、クレジットカードと連携できる会計ソフトを選ぶことが大切です。
せっかく法人カードを作り、経費の支払いをカード払いに統一したとしても、レシートや明細書を見て手入力しているようでは業務効率がそれほど改善されません。
法人カード使い、さらに会計ソフトと連携することで「手入力の手間・ミスの削減」に繋がり、結果として業務効率がアップします。
また、税理士などに会計を委託している場合には、クレジットカードの資料の共有が不要になるため、資料の共有の点においても効率化を図ることができます。
だからこそ、法人カードを作る際には会計ソフトと連動させることも視野に入れて検討することをおすすめいたします。
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