【初心者必見!】経理のアウトソーシングのメリット・デメリットとは!?
目次
経理アウトソーシングとは?
経理担当者の退職などの理由で、今まで任せていた経理処理に問題が発生してしまうことはありませんか?
新しく担当者を雇えば人件費はかかるし、業務の引継ぎも煩雑で教育も相当なコストがかかってしまう…。
そのような方は経理アウトソーシングを検討してみてはいかがでしょうか?
経理アウトソーシングとは、経理業務の一部または全部を代行するサービスのことを指します。
具体的には、記帳業務、給与計算や債権債務の管理などを代行しており、会社のニーズに合わせて業務を外注することができます。
今回は、この経理アウトソーシングのメリットとデメリットを見ていくことにしましょう。
経理アウトソーシングのメリットは?
①人件費の削減
経理を社内でまかなうためには、給与のほか、経理の教育、社会保険、募集の広告費などの費用がかかりますが、経理アウトソーシングはこれらの費用を節約することにつながります。
②本業に専念
記帳や給与計算といった業務に人材を配置すると本来の業務に支障が出ることがあります。
経理アウトソーシングを利用し、社員を本来の業務に専念させることでパフォーマンスの向上や利益の獲得につながります。
③ミスや不正の防止
経理業務は正確さと専門性が求められます。経理に慣れていない人には難しくミスが生じやすくなり、また特定の社員に任せ続けることで不正を招くこともあります。
経理アウトソーシングでは、経理の不正も防げるだけでなく、ミスについても委託先に補償を求めることも可能です。
経理アウトソーシングのデメリットは?
①セキュリティへの不安
経理アウトソーシングは社内のデータを外部に持ち出すということになります。
セキュリティ対策が不十分な会社に外注してしまうとデータの紛失・漏洩という事態になりかねません。
データの受け渡し方や管理方法については確認するようにしましょう。
②費用対効果
経理アウトソーシングは費用の削減には確かにつながりますが、代行する業務についてはしっかり確認するようにしましょう。
価格の安さで決めてしまうと求めている成果が得られないだけでなく、追加で別の外注先を探さなくてはならないこともあるでしょう。
③社内ノウハウが溜まらない
経理アウトソーシングにより社内で経理業務を行わないこととした場合は、社内に経理の知識が全く残らないこととなります。
将来、事業規模が拡大し人的資源を経理に割けることになっても、複雑な取引に全く対応できなくなることもあるでしょう。
経理アウトソーシングを活用するためには
経理アウトソーシングは、経理に悩める企業にとってはとても良いサービスだと考えられます。
経理のプロに委託することで、専門性が高く正確な作業を本来の人件費よりも低いコストで行ってくれるでしょう。
しかし、自社の状況からみて、採算が合わない、経理ノウハウが蓄積されないなどのデメリットを充分に検討しなければ、将来的にコストがかかってしまう事態を招いてしまいます。
経理アウトソーシングの依頼に際しては、メリット・デメリットを比較し、又は委託先に確認をしてから自社にとって最適な委託先を選ぶようにしましょう。
まずはお気軽にお問い合わせください!
経理のアウトソーシングのメリット・デメリットについてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
「アウトソーシングは結局手間がかかるだけ」と考えていた方は、改めてアウトソーシングの意義を考えるきっかけになればと思います。
アウトソーシングを検討してから実際に外注するまでの判断事項は多岐にわたります。
1人で抱え込まず、「アウトソーシングしたいけど何からしたらよいかわからない」といった疑問があれば、
弊社の専門家の助言を聞いてみるというのも一つでしょう。
このコラムを執筆した弊社の専門家は、現在無料で個別相談を受け付けております。
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