【経営者必見】突然の経理退職!その時とるべき対策とは?
あなたはどちらの行動に?
「来月退職させていただきたいのですが・・・。」
突然経理担当者からこういわれたら、あなたの行動はどちらになるでしょうか。
A:すぐに了承し、今後について話し合う
B:大慌てで引き留めようとする
経営者たるもの、余裕をもって「Aです!」と答えたいところですが、「Bです。」という方も多いかと思います。
Aと答えた方で、「会社の経理を効率よく的確にやっているから、人がいなくなってもいつでも大丈夫」と思われた方には、何も言うことはありません。
しかし、経理業務の複雑さや大変さがわかっていないためにAとお答えになった方もいるかもしれません。
経理の担当者をカッコよく送り出せないせないわけは?
会社の経理は、昔からずっと必要なもので、それ自体は新しいものではありません。
創業の長い老舗になるほど、経理担当者1人だけしかわからないやり方や、なぜそのやり方なのか理解せずに引き継がれたままやっていたりします。
そして、経理に関わる年数が多くなるほど経理担当者の責任は重くなり、ストレスも大きくなっていきます。
このように属人化が進んだり、さらに会社特有の経理システムがあると、ますます経理業務は不透明で難しくなるため、経理担当者の退職で、会社はとても混乱することになります。
採用をするにも、経理のやり方が難しいと、すぐに適任者を見つけるのは大変なので、経営者はますます不安に陥ります。
その結果、何とか退職を思いとどまるようお願いしたり、退職日を延ばしてもらったりするというのは、よく耳にする話です。
以上のように、突然の経理退職は、会社の業務を滞らせてしまうという心配があるため、経営者はなかなかカッコよく送り出せないということになります。
いつでも経理担当者の入れ替えが可能に
経理担当を快く送り出せないとしたら、それは会社の経理システムに問題があるということです。
アルバイトで考えてみてください。
もしも大手コンビニでアルバイトをすれば、マニュアルがしっかりしているので、すぐにそれぞれの業務に対応できるようになるし、誰に聞いても同じやり方なので、せっかく覚えたことが間違っていたということも起こらないはずです。
しかし、個人商店などの小さなお店では、そもそもマニュアルは無く、人ごとにやり方も色々で、作業効率は格段に落ちることでしょう。
これは会社の経理にも当てはまることです。
経理を属人化せずにシンプルに行い、理想を言えば、さらにマニュアル化できればもう退職に怯えることはありません。
現在は経理関係の進歩は目覚ましく、新しいツールも色々出ています。
また、クラウドやアウトソーシングの利用なども選択肢となります。
経営者自らが新しいことを取り入れて前に進んでいこという姿勢を示せば、従業員のマインドにも影響を与え、会社の経営にもプラスになっていくことでしょう。
経理の退職時には、「今までありがとう。引継ぎはよろしくお願いしますね。」とにっこり笑顔で爽やかに言えるようになれたら最高ですね。
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経理退職にまつわる対策についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
「経理担当者が突然退職したら困る」という方は改めて対策を考えるきっかけになればと思います。
ただし、ここでよくある間違いとして
●兎にも角にも「クラウド化」するために、十分な準備もないままクラウド会計ソフトを導入する
●これまで経理担当者の退職は幾度となく経験してきたため、特に対策を講じる必要はない
という行動や考えになってしまうことが挙げられます。
自分だけで、現状だけをみて行動してしまうと、かえって時間やコストの無駄遣いになってしまうこともありますので
今後の経営を見据えて、専門家の助言を聞いてみるというのも一つでしょう。
このコラムを執筆した弊社の専門家は、現在無料で個別相談を受け付けております。
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