【わかりやすく解説】経理代行と記帳代行の違いとは?
目次
「経理代行」と「記帳代行」は異なるサービスです!
「経理代行」と、「記帳代行」。
どちらも帳簿付けしてくれるし、同じものなのでは?とお考えの経営者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、どちらも「日々のお金の動きなどを会計ソフトに入力し、帳簿を作成する」作業を代行してもらうサービスのため、それぞれ内容の違いがわかりにくいかもしれません。
そこで、この記事では2つの代行サービスの違いを、押さえておくべきポイントとともにわかりやすくご説明します。
「記帳代行」は「経理代行」の一部です!
この記事をお読みいただいている方の中には、「そもそも経理代行サービスや記帳代行サービスとはどのようなサービスなの?」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますので、両者の内容を簡単に整理していきましょう。
記帳代行サービスとは…
領収書や請求書、通帳など自社の取引内容がわかる資料(会計資料)をもとに会計ソフトに入力し、現金や預金の出納帳(入金や出金の記録)や売掛金・買掛金の残高表、月々の経理処理が数値で把握できる試算表や総勘定元帳といった各種帳簿の作成をする作業を代行するサービスです。
日々の経営業務において、経理事務作業にかける時間を減らしたいというニーズに対応することが可能です。
経理代行サービスとは…
会計資料をもとに会計ソフトに入力をして各種帳簿の作成をするだけではなく、請求書の発行やインターネットバンキングを利用した振込や支払い、さらには作成した帳簿と会計資料をもとに、売上金額の入金や仕入その他経費の支払いが適正に行われているかを確認するなど、お金の管理を中心とした、会社の経理部や総務部が行うような作業を幅広く代行するサービスです。
そのため、記帳代行よりも経理事務作業にかける時間を多く減らすことが可能です。
代行サービス依頼の際の注意点!
ここまで、簡単ではありましたが「記帳代行サービス」と「経理代行サービス」の内容から抑えておきたいポイントをお伝えいたしました。
繰り返しになりますが、「記帳代行サービスは経理代行サービスの一部」です。
どちらの代行サービスを依頼するかについては、自社の経理まわりの事情(記帳が追いついていない、経理の人が辞めてしまった など)に応じて、どこまでの業務を代行してもらえると経営が楽になるか?という観点が大切になってまいります。
そのほか、代行サービスの注意点を2つご紹介いたします。
①依頼先によって、経理代行サービスの範囲や内容が異なる場合がある
②経理代行サービスは記帳代行サービスを含むため、記帳代行のみのサービスよりも高い料金が発生する
※オプションで別途料金が発生する場合もありますので、依頼前に必ず依頼先のHPなどで確認したうえでご利用ください。
経理のアウトソーシング化を利用することにより、ご自身の経営の「やりたいこと」に向かって効率的に時間を使っている経営者様は、
今や少なくありません。 弊社においても、記帳代行サービスや経理代行サービスのご相談を承っておりますので、気になる点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
まずはお気軽にお問い合わせください!
記帳代行と経理代行の違いについてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
「サービスを値段だけで比較していた」という方は改めて考えるきっかけになればと思います。
ただし、ここでよくある間違いとして
●サービス形態が煩雑なため、一旦サービス名のみ見て依頼する
●クラウド会計ソフトを導入済みの場合、連携のしやすさなどを鑑みずに依頼してしまう
という行動をとってしまうことが挙げられます。
自分だけで行動してしまうと、かえって時間やコストの無駄遣いになってしまうこともありますので
専門家の助言を聞いてみるというのも一つでしょう。
このコラムを執筆した弊社の専門家は、現在無料で個別相談を受け付けております。
ご興味がある方は下記フォームより、
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