【経理担当者必見!】インターネットバンキングを使用していますか?
インターネットバンキングとは?
皆様はインターネットバンキングを利用されていますでしょうか。
最近はインターネットバンキングに対応した金融機関も増えてきましたので、現在利用している金融機関のまま紙の通帳からインターネットバンキングに移行できるようになってきました。
しかし、まだ紙の通帳を利用している方もたくさんいるので、ここではインターネットバンキングを利用するメリットを記載していきます。
インターネットバンキングを利用するメリット
・金融機関に行かなくても振込などの支払を行うことができる
・自宅でも24時間残高を確認することができる
・取引明細をいつでも取り出すことができる
特に事業として使用している銀行口座は取引が多いと思います。
ネットバンキングは振込や支払などの取引が多ければ多いほど恩恵が大きいです。
金融機関に行かなくても支払ができるというのは、大きく3つのメリットがあります。
1つ目は、給料の支給などの場合です。
給料の支給日が末日や25日だと、他の会社と被っている場合が多いと思います。
お金を口座から引き出す場合も、従業員それぞれの口座へ振り込む場合も銀行へ行くのであれば待ち時間があると思います。
それも末日や25日だと他の企業も給料日の場合が多いので、待ち時間が長くなるかと思います。
月末は会計資料の整理や得意先への請求など他の経理業務もやらなければならないことが多いので、待ち時間はできるだけ無くしたいと思いませんか?
インターネットバンキングを利用すると、経理担当者なら事務所で、経営者であれば自宅からそれぞれの口座へ給料を支払うことが可能です。
そうすると待ち時間や事務所から銀行までの往復の時間を削減することができますので、他の作業へ時間を回すことができます。
2つ目は、金融機関が近くに無い場合です。
都会であれば徒歩で行けるかもしれませんが、地方に事務所があるところももちろんあります。
私が聞いたところだと、利用している銀行が、近い支店でも会社から5㎞くらいあるという会社もありました。
たまにだったら良いかもしれませんが、支払や給料の振込は定期的にあります。
それを毎回車で5㎞も往復していては、本業に充てられる時間が大きく減ってしまいます。
1つ目と同じ内容になるのですが、インターネットバンキングを利用すると事務所で支払ができるようになりますので、時間を大きく削減することができます。
3つ目は、支払先、振込先が多い場合です。
毎月同じ会社と取引がある会社は多いと思います。その場合は、振込先と同じだと思います。
インターネットバンキングだと振込先を電話帳のように登録できるので、振り込む際に支払先を選び、金額を入力するだけで支払うことができます。
また、インターネットバンキングにも総合振込のようなものがあります。
こちらの機能でも、登録した振込先を選択できるので、支払をスムーズに行うことができます。
三菱UFJ銀行が2022年4月1日から「紙通帳利用手数料」を新設しました。
こちらは、2022年4月1日以降に新たに開設された個人・法人口座で紙の通帳を利用する場合、年間550円の手数料が課されるというものです。
また、みずほ銀行でも2021年1月18以降に新たに開設された口座で紙の通帳を利用する場合は、通帳発行・繰越ごとに1冊1,100円の手数料がかかります。
みずほ銀行 その他手数料一覧:https://www.mizuhobank.co.jp/rate_fee/fee_sonota.html
事業で使用している口座は取引が多いと思うので、繰越するたびに料金が発生していては、無駄な出費が増えてしまいます。
今は大丈夫な金融機関でも、今後は紙の通帳を持っているだけで費用が発生してしまうかもしれません。
無駄な出費を増やさないためにもインターネットバンキングの利用をおすすめします!
他のシステムを組み合わせるとより便利に!
先ほどはインターネットバンキングでできることを記載しました。
ここでは、他のシステムと連動することにより便利になることを紹介いたします。
会計ソフトと連動
紙の通帳を使用している場合は、1取引ずつ会計ソフトへ入力していると思います。
freeeやマネーフォワードなどのクラウド会計ソフトだとインターネットバンキングと連動することによって、通帳のデータを自動で会計ソフトへ取込み、AIが仕訳を自動作成してくれます。
もちろん確認する必要がありますが、1つずつ入力する従来の方法に比べると大きく効率化できます。
また、こちらの機能はクレジットカードでも同様のことができるので、通帳振込とクレジットカードをできるだけ使用して、現金支払いを極力減らせるのであれば、ほとんどの仕訳を自動で作成することが可能です。
freeeが対応している口座:https://secure.freee.co.jp/walletables/sync_bank_list
マネーフォワードクラウドが対応している連携サービス:https://accounting.moneyforward.com/service_catalog
請求書発行システムや給与システムと連動
請求書発行システムと連動することにより、登録しているインターネットバンキングに得意先から入金されたら、過去に発行した請求書と照らし合わせて消込を自動で行うものもあります。
自動で行ってくれるので、どこからの入金がいつあるのか、入金が滞っている顧客がいないかを随時確認することができます。
入金状況がすぐに把握できるので、資金繰りや設備投資などの意思決定を迅速に行うことが可能になります。
給与システムと連動することにより、給与計算をしたら、インターネットバンキングにログインすることなく、給与計算システムから支払手続きを行えるものもあります。
インターネットバンキングはセキュリティの関係上、ログインや支払にパスワードが必要になりますので、その手間を減らすことができます。
また、手入力の作業が減るので、支払金額のミスを減らすことができます。従業員が多ければ多いほどミスの可能性は増えていきますので、導入することをおすすめします!
まとめ
今回はインターネットバンキングをおすすめしました。
しかし、インターネットバンキングならなんでも良いというわけではありません。
他のシステムに対応していなかったり、利用料金が発生したり、高いものもあります。
導入する際は、自社に合っているものを見極める必要があります。
弊社L&Bバックオフィスサポートでは、お客様の経理業務の状況をヒアリングし、お客様にあったシステムの導入や改善方法の提案をさせていただいております。
初回の面談は無料でさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください!
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